まなぶんのシミュレーションゲーム三昧

まなぶんがプレイしたゲームを体系的に記録していきます。

ヒトラー暗殺(SPI)

ヒトラー暗殺(S&Tマガジン59号・SPI)

・出版社 SPI社

・デザイナー ジェームズ・F・ダニガン

・出版年 1976年

・ゲームの区分 謀略級?

 

1976年のS&Tマガジン第59号で発表された「ヒトラー暗殺」です。日本では1988年にタクテクス誌10月号の付録として発売されています。ヒトラー暗殺は興味のあるテーマで、書籍や映画などをかなり持っています。映画に関しては以下のブログを参照してください。

ヒトラー暗殺計画|まなぶんの戦争映画辞典 (ameblo.jp)

S&T版のマップです。ベルリンを中心に周りに他の都市(パリやローマなど)や地域が取り囲んでます。ベルリン内には外務省や国内軍司令部などがあります。更に外側にチャート類やユニットの配置エリアがあります。ナチスの国旗が派手ですが、後はシックな良いデザインです。

こちらがタクテクス版のマップです。ちょっと色がどぎつい感じで私はSPI版の方が好きかな。ゲームは各人物がZOCを持っており、戦線を張りつつ敵ユニットへの接触や工作を試みるといった奇抜なシステムです。

こちらがユニット。数値は左から影響値、防御力、移動力です。所属は5種類あり、上から軍諜報部、SS、国防軍ナチス党、民間人です。最強はカナリスとヒムラーで「9-9-9」、他にドホナーニ、ハイドリヒ、シュタウフェンベルグなどが強いです(なんのこっちゃ)。ロンメルは「5-3-7」、リッベントロップ外相は「2-6-3」ですが、SSなので外務省に入れないのは有名な話(笑)。

タクテクスの日本語ルールです。ルールだけでなく「第三帝国の指導者達」というコラムも掲載されています。なかなか興味深いゲームなので、これを参考にヒトラー暗殺計画のゲームをいつか作りたいです。