まなぶんのシミュレーションゲーム三昧

まなぶんがプレイしたゲームを体系的に記録していきます。

スタンレー高原の攻防(タカラ)

スタンレー高原の攻防

 ・出版社 タカラ

 ・デザイナー 不明

 ・出版年 1983年頃

 ・ゲームの区分 戦闘級

タカラから発売されたダグラムの3Dシミュレーションゲーム第1弾「スタンレー高原の攻防」です。1/400スケールのコンバットアーマーのミニチュアを使ってデロイヤ解放軍と地球連邦軍の戦闘を再現しています。ちなみにスタンレー高原の攻防はアニメの後半の第56話で描かれています。

このような感じでゲームが行われます。マップは6枚付いています。

このゲームの珍しいところは、視認判定にペリスコープを使うところです。中央の緑の物体がペリスコープです。

このように覗くと、樹木の間にダグラムが視認できます。ルールでは「半分くらい見える」だと攻撃不可とされています。この場合、半分より多く見えているので視認可能です。見えるか見えないかで揉めたらサイコロで解決する(1から3なら見える、4から6なら見えない)というおちゃめなルールもあります。

ルールブックの一部です。イラストがたくさんで楽しく読めます。

上級ルールのコンバットアーマー性能表です。初級ルールはもう少し簡単になっています。エリート部隊の24部隊のソルティックがあんまし強くなくて残念(笑)。コンバットアーマーのミニチュアは23体付いています。

せっかくの機会なので、ソルティック2機と24部隊ソルティックを塗装してみました。1体塗るのに1時間ちょっとかかる感じ。メタル製なので、そっと扱わないと剥げちゃうのが玉に瑕。久しぶりに箱から出しましたが、ルールは意外とちゃんとしておりプレイする価値はありそうです。

最後に1/72、1/144プラモとの比較です。1/400の小ささがわかると思います。500円玉くらいの大きさです。



ドイツアフリカ軍団(アバロンヒル)

ドイツアフリカ軍団(第3版)

 ・出版社 アバロンヒル

 ・デザイナー チャールズ・ロバーツ

 ・出版年 1980年(オリジナルは1974年?)

 ・ゲームの区分 キャンペーン級

私が自分のお金で買った初めてのゲームです。まだ中学生で、ポストホビーで5800円だった記憶があります。戦闘はマストアタックで移動はZOCから脱出可能ないわゆるアバロンクラシックシステムですが、補給ユニットがあるのが特徴でしょうか。補給がないと攻撃できないため、貯めこむためにトリポリから運ばないといけません。展開はトブルクに3対1で攻撃できるかが勝敗を分けるポイントになります。2対1だと6の目で攻撃側全滅があり得てゲームセットになります。

こちらが主にキレナイカの西側マップです。もう1枚主にエジプトのマップがあります。結構横に長くて自宅のプレイスペースではちょっとプレイ困難です(アフリカ戦線のゲームあるある)。

こちらがユニットです。数値は左から攻撃力・防御力・移動力です。アフリカ軍団の装甲連隊は7-7-10、アリエテ師団は4-5-6、イギリスの機甲旅団は4-4-7です。ロンメル将軍のユニットは一緒に移動するユニットの移動力を2アップさせるというだけのショボい能力です(笑)。しかし枢軸軍のユニットが赤系で英連邦軍のユニットが青系ってのは違和感あります。逆だろ。

最後にルールブックです。当時の日本語ルールは手書きの部分があったり時代を感じさせます。