UFO(アバロンヒル)
・デザイナー 不明
・出版年 1978年
・ゲームの区分 戦闘級?(UFO、ロケットは1機1ユニット)
アバロンヒル社から1978年に発売された「UFO」です。突如、地球に襲来した「空飛ぶ円盤」を迎え撃つ地球防衛軍のロケット部隊の戦いをテーマにしています。
【ボックスの裏の翻訳(抄)】
「見えるぞ!見える!」
パイロットの声が無線でパチパチと音をたてる。 大きなお皿のように金属で平らです! 信じられないほど速く動いています・・・おお、輝いています! 飛行機の破片が 30 マイルの田園地帯に散らばっているのを発見しました!
ウィー・アー・ノット・アローン!神秘的な脈動する光が天を横切り、人々は上を見上げて不思議に思う。あれは何だ?流星?気象観測気球?他の何かなのか?
こちらが基本ゲームのセットアップです。ボードの中心が地球で防衛軍のロケットが8機。外縁部に「空飛ぶ円盤」が8機。なおゲームの題名は「UFO」ですが、UFOというのは「未確認飛行物体」の意味で、これらの円盤は正体が円盤と分かっているのでUFOではありません(笑)。1~7の数字が書いてあるマスから地球に向かって侵攻してきます(縦移動)。横移動で相手のコマを取ることができますが、時計回りにしか動けないため追っかけっこになります。ダイスを2個振って2コマの移動に割り当てますが、地球側のゾロ目は月(Moon)の移動、円盤側のゾロ目はハイパージャンプ(好きなマスにワープ)となります。
この12個のコマが本当のUFOです。左上から惑星、彗星、火球、流星、一番星(金星)、気球、通信衛星、かげろう、標識衛星、レーダーの幻像、探査衛星、ジェット機です。上級ゲームで使います。
ルールは1枚ペラの裏表のみ。ホビージャパンのルールは付いていませんでしたが、簡単に翻訳できました。
最後に兄が昔シミュレーター誌に掲載した説明パロディ漫画を載せておきます(笑)。