まなぶんのシミュレーションゲーム三昧

まなぶんがプレイしたゲームを体系的に記録していきます。

キャンペーン・トレイル(GDW)

キャンペーン・トレイル(GDW)

・出版社 ゲーム・デザイナーズ・ワークショップ(GDW)社

・デザイナー ピーター・アンダーソン、ウィリアム・スナベリー

・出版年 1983年

・ゲームの区分 選挙ゲーム

GDW社のアメリカ大統領選挙ゲームです。GDWのゲームは1980年代に色々輸入されて日本語訳も付属していましたが、このゲームはそうではありませんでした。1980年代に購入したと思いますが、どこで買ったか記憶にありません。

全体マップです。結構大きいです。合衆国全体が描かれています。左下はアラスカ、その右はハワイで、航空機でしか行けません。

首都周辺の拡大です。都市や町がルートで結ばれています。赤字の都市(ニューヨークなど)は75万人以上、青字は37万人以上、それより小さい都市、町は白字です。州に書かれた数字(ニューヨーク州は36)は獲得できる選挙人の数です。

各プレイヤーは3個のピース(コマ)を持ちます。6人までプレイできます。各ピースは大統領候補、副大統領候補、政治的同盟者を表わします。これらのピースが合衆国内をダイスの目で移動して支持を集めていきます。またゲームではイベントカードを引いてイベントが発生します。主に「航空券」「危機」「政治的同盟者」「推薦団体」のカードがあります。例えば右上の危機カードは「大統領は人気のない州知事を支持したので州の票5を失います」というもの。左下は政治的同盟者のカードで、「全米ライフル協会の同盟者が8ターンの間活動する」というものです。

ゲームの目的は多くの選挙人を獲得することです。このシートにポイントを書き入れていきます。赤の都市に止まると3、青は2、白は1ポイントです。下には航空機チケットや政治的同盟者の状況を書き入れます。最終的には過半数の選挙人を獲得したプレイヤーが勝利します。3人以上でプレイする場合、下位のプレイヤーから脱落し決選投票を行います。

このゲームは日本語訳が付いていなかったため、翻訳しました。拙訳ですが、欲しい方がいらっしゃいましたらコメントでお知らせください。記録がちょっと面倒なのとアメリカの地理がわからないとスムーズに進まないデメリットがありますが、ゲームとしては面白いです。日本版とか作ってみたいですね。現役時代は主に選挙管理の仕事をしていたので、選挙のゲームを集めています。今後も紹介していきます。